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庭では、一人の男が異様な雰囲気で立っており、手と手を合わせ、瞑想をしているようだった。
その男の周りだけ竜巻のように風が巻き起こり、風は空高く、昇っている。
猫のような獣の口からブラジャーがはずれ、ブラジャーは宙に舞った。
男の前にブラジャーが落ちたことに気づいたのか、男は瞑想をやめた。
「ちょっと天(てん)!見ないでよ!」
「見てないぞ、あすみ」
「嘘つけ!目線は下着にいってたわ!」
「俺はその千年猫のサウザーを見ていたんだ。
それにしても成長したな、サウザー、黒か」
「見てんじゃん!猫は白色よ!黒は私のブラよ!」
ガツン!
天(てん)は脳天に瓦割りチョップをくらった。
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