社長秘書の恋人。

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充電……電池切れ。 なにか、原動力が底をつくほどの何かがあったのだろうか。負のエナジーが底なし沼のようなこの人が? そこまで思案したとき、ふいに首筋を掠める温かい空気を感じて、それまでの思考がいっきに吹き飛んだ。 (…わ…っ) 首筋が、社長の吐息に擽られてそこだけ熱いのだ。 全身の神経がざわりとその一点に集中して…なんか変なことしてる気分になってくる。 部屋の鍵開いてるんだぞ、誰か入ってきたらどうするんだ、ばか社長。
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