社長秘書の恋人。

9/28
前へ
/28ページ
次へ
床がカーペットなので痛みはなかった。 鳴海社長が突然立ち上がりざま、その場に私を倒れこませたのだ。 「ちょッ…社長!? なにす…!」 「じっとしていたまえ」 「できません!」 倒された拍子に眼鏡が飛んでいってしまった。 いまさらいつもの悪ふざけが始まったのかと暴れる私だが、いっこうに次の一手がやってこない。 ただ私の上に被さって、首筋に顔を埋めるだけ。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

394人が本棚に入れています
本棚に追加