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ガラッ
「ちわーーーっす!!あ!高橋先輩こんちわ!!!」
「こんにちわ、黒崎くん。」
彼は『占い部』の後輩。
黒崎 静雅-クロサキ シズカ-
明るくて、犬みたいだけど。
一緒にいてとても楽しいんだ。
静「先輩?なんか悩み事ですか?」
「え?あ、そんなのないよ?」
静「えー。嘘だぁ!」
あ、僕のことを話してなかったね。
僕はこの『占い部』部長
高橋 夕那-タカハシ ユナ-
占いが好きで、かなりの確率で当たるって有名なんだよ?
静「てか、なんで部室に居るんですか?今日用事があるって言ってませんでしたっけ?」
・・・予定・・・。記念日祝えなかったなぁ。
一緒に祝いたかったなぁ。
静「・・・そんな行きたそうな顔しないでくださいよ。俺がいんのに。」ボソッ
夕「え?何か言った?」
静「いえ!てか、予定あんでしょ?行ってきてくださいよ!!」
夕「・・・。」
佑磨の家行ってみるだけでも、いいかもしれない・・・。
思い出してくれたかもしれないし・・・。
夕「・・・。ごめん黒崎くん。戸締りヨロシク!」
そして僕は佑磨の家へと走った。
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