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顔を真っ赤にしながら走った。
そして、しばらくして休む。
5秒、見ちゃった…
そう、あたしはあまりにも彼の顔が整っていたから見つめてしまった。
大きくて、垂れた瞳
ものすごく高くて筋の通った鼻
少し膨らんだ、ツヤのある唇
しゃがんでいてもわかった長い足
掴んでわかった大きくて力強い手
そしてなにより…
今までに聞いたことのないような
優しくて温かい声
あたしは歩きながらも、ボーっとさっきの彼のことを考えていた。
たぶん、この時にはもう惚れてた
だけど、こんな感覚も久しぶりでこの時は気づかなかった。
もうちょっと見てたかったな。
なんて、自然に言えるくらい変態になっていた。(笑)
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