社労士相談

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茶色い消毒液を染み込ませたガーゼをピンセットでつまんで胸全体を消毒している先生に「あの…麻酔は?」と訊くと『大丈夫、ちゃんと打ちますよ』 それを聞いて少し安心したのですが、ちょっと触れただけでも痛いのに針を刺されたらそれはもうとんでもなく痛いわけで。それでも麻酔ナシで切開されるよりはいいかと無理矢理自分を納得させました。ちょっと涙が滲みました。 手術の時の傷に沿って2~3cmほどメスを入れ、膿を出した後に生理食塩水で中を洗うそうです。体の上に穴の空いた布を掛けられ、先生がゴム手袋を着けていよいよ切開です。 普通にもの凄く痛かったです。麻酔効いてるんでしょうか…。痛みに気を取られてあまり鮮明に覚えていないのですが、メスを入れた途端に膿が溢れ出したようで、看護師さん2名がバタバタと忙しく動き回っていました。膿が出た後はシリンジに入れた生理食塩水で患部を洗うのですが、これがまた痛い。穴の空いたところに突っ込んで洗うわけですから、そりゃ痛いです。 全部でシリンジ10本分。計1リットルの生理食塩水での洗浄が終わるまでに、相当涙が出ました。でも先生の邪魔になってはいけないし看護師さんが手を握ってくれていたので声を押し殺してグッと我慢。朝家を出る時には予想だにしなかった展開です。
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