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振り回されて強引で、言葉が足りなくて超俺様。
でもそんな、レオに振り回されてやるもの悪くない──……。
唇が離れて、それでもオレを見つめるその瞳に、ギュッと額を押し寄せる。
レオの額と触れ合った距離。
見つめ合って、きゅっと微笑む。
いつかぜってー負かしてやるかんな!
それまで……。
「覚悟してろよっ!!!」
「………、上等」
ふっと微笑んだレオに。
「っっ!!!」
一瞬でloserになってしまうのは、まだまだオレの修業が足りないせい……。
「ここで笑うの反則だっ!」
「微笑んだって言ってほしいね」
「とにかく反則っ!」
「……んっとうるさい奴」
「ぷぎゃっ!」
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