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投稿短歌
イ1 目の限り雪に埋まりて年明けぬ雪の下にはいかなる年か
ロ2 肉を選るその迷いこそかなしけり生計に足りぬ年金暮らし
ハ3 明け方に喘息発作のくる妻をいかんともし難くストーブを点す
二4 〆切の迫る十首の纏まらず冷たきサイダーシュワシュワと飲む
ホ5 手垢なき贈呈の栞挿まれてブック・オフに並ぶ歌集の寂し
2011年4月号 「塔4月号」
思えばこの頃から妻は喘息に悩まされていたようである
詠んだのは一月、短歌は日付けを入れておくと日記にもまさる日記となる
この年は何十年ぶりの雪が降った年でした。
また永田和弘先生の紹介を得て「塔」に入会張り切って短歌を詠んでいた
この頃に地元新聞歌壇に多く採用されて得意になっていたようです
勿論人様には謙遜の気持ちは忘れてはいませんでした
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