67人が本棚に入れています
本棚に追加
一人ずつ解説しよう。
まず一人目。
見た目は干し柿?爪楊枝の爺ちゃん。
右手で枯れ木のような杖をつき、腰は120°にまがっていて、でも長いヒゲの生えた顔は正面……おれを向いている。
簡単に言うと、大神のみかん爺の真っ黒ver.
二人目。
すごく薄幸そうな白長髪の美少女。
ぼろっぼろのカビ生えたような麻の際どい服をきている。
肌も瞳もまつ毛も真っ白。
真っ白な小森霧と思ってもらえれば。
三人目。
見た目はディメンターです。
すっごいちっちゃいけど。
四人(?)目。
白 骨 死 体 。
そしてリトルディメンターに引きずられてる。
なんかもういや。
「あなたがたもいらしたんですね」
とウル。
「まあの…………儂ら……………ゴフッ……と……トリックスターの……仲じゃしの…………ゴフッ………」
みかん爺大丈夫か!?
ひ ん し じゃねえか!?
「いっつも一緒にいたしね!
お久しぶり!トリックスター!」
揺れてる揺れてる。
麻の服からこぼれるぞ。
下も……ギリギリなんですね……。
「嗚呼……ようやく……ようやくお戻りになられましたか……。さあさ、すぐにでもわたくしと一つに……うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
……次。
「カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ」
いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!
「あー、それなんですが、彼、記憶喪失なようで」
「「「「へ?」」」」カタ?
そんな目で見られても困っちゃう。
「とりあえず、あんたら誰だ?」
「ほんとに覚えてないの?」
「これが夢だと思うくらいには」
「ふうん……」
で、自己紹介してもらいました。
みかん爺は疫病神。
小森は貧乏神。
ディメンターは呪詛神。
白骨死体は死神。
中身も濃かった!
最初のコメントを投稿しよう!