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――――
「…………」
一方こちらは黒い影こと、レント。しかしリンネの反応とは違く、こちらは…
「ヤバイ……あのこ、可愛い……」
まさかの頬を染めていた。
リンネが逃げる前、
「あれっ…て…人間か?」
赤いずきんに身を包んだ女の子の姿が見え、レントは思わず舌舐めずりをした。
「人間はあんまり好みじゃないが……まあいいか」
そっ、と近づこうとしたが、
「う、わっ!!」
思わずコケてしまい、草に倒れこむ。
「しまった…!!」
案の上女の子は気付いてしまったようでこちらを振り向く。
その瞬間、レントは固まった
「ヤバイ…あのこ、可愛い……」
そして、今の状態の出来上がったのであった。
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