第1章

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―――― 「…………」 一方こちらは黒い影こと、レント。しかしリンネの反応とは違く、こちらは… 「ヤバイ……あのこ、可愛い……」 まさかの頬を染めていた。 リンネが逃げる前、 「あれっ…て…人間か?」 赤いずきんに身を包んだ女の子の姿が見え、レントは思わず舌舐めずりをした。 「人間はあんまり好みじゃないが……まあいいか」 そっ、と近づこうとしたが、 「う、わっ!!」 思わずコケてしまい、草に倒れこむ。 「しまった…!!」 案の上女の子は気付いてしまったようでこちらを振り向く。 その瞬間、レントは固まった 「ヤバイ…あのこ、可愛い……」 そして、今の状態の出来上がったのであった。 →
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