第1章

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第二章 あかずきん 「はぁ…はぁ…」 なんとか森から逃げてきたリンネは街の前で荒く息をついた 「ここまで、くれば…だいじょぶ、かな…?」 息をつきながら、リンネは先程の影について考えた 「…さっきの影、耳があるみたいだった…もしかして…」 と、リンネの頭の中に一つの考えが浮かんだ 「(赤いずきんに…おばあさんのお見舞…更には…狼?この展開ってもしかして…)」 そこまで考えて、それ以上考えることが怖くなり、リンネは頭を振って今の考えを消した。 「と、取り合えず家に帰ろう…。」 そしてまた家への道を歩み始めた。 →
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