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「えー!何でだよ!
お前のような底辺イケメンな奴がいた方が、女の子達は安心するだろ?
テンションあげていこうぜ!
なっ?!」
…こいつ、殴っていいかな…?
「うるせーよ、ホスト崩れの田舎ヤンキー」
「わかった、わかった!
俺達の話はまた後でな?!
とりあえず、お出迎えだ!」
匠海は俺が頷く前に背中を押して、少し離れたバーベキュー利用者が使う駐車場まで、俺と連絡役の後輩を連れ出した。
残ったサークルメンバーの顔を見てみる。
皆、それぞれに緊張してたり期待に満ちている様子。
お嬢様が相手か…
やっぱり、女慣れしていない工業大生の俺達には荷が重いんじゃないかって思う。
招待しながらも、お嬢様相手に納得出来るお持て成しが出来んのかよ。
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