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「皆おはよう!」
入ってきた教師らしき人物は、二十代前後のイケメンでした。
うわあ・・物凄く嫌いな部類の生き物です。不快過ぎて吐き気が・・
全員が席に座り、ある程度静かになったところでその男が口を開く。
「皆入学おめでとう!僕はこのクラスの担任で、名前は原田祐也(はらだゆうや)です!皆、一年間仲良くしていきましょう!!」
原田の自己紹介が終わると、女子からは「イケメ~ン!!」やら「かっこいい~」やら「うち、ああいうひとまぢこのみなんですけど~」みたいな言葉が聞えてきた。
あの担任は駄目ですね。まず覇気がないですし魔力も低い。いや、別に魔力の高さで人の価値が決まるわけではありませんが、ここ一応魔法学園なので・・魔法使いを育成する教育機関なので、魔力の低い人が教師ってのは・・・ねえ?
魔力が低くても、膨大な知識があれば別ですが、どうみても頭弱そうなんですよね・・・髪の毛なんか紫に染めてるし。
「じゃあ、僕の自己紹介は終わったから、次は僕に皆のことを教えてくれ!出席番号1番から順番に自己紹介をしてくれ!!」
今時高校生にもなって自己紹介なんてするんですか?
【作者】「ちなみに、俺の行ってる高校は、自己紹介無かったwwww」
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