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レイは走ります。 もう、そうするほかはないように思いました。 銀色で三日月のかたちをした小舟とすれちがっても気づかずに夢中で走ります。 毎夜、落ちている涙の粒のなかで、たまに輝きかたがちがうものを見かけました。 しかし、触れられないレイにはどうすることもできません。 だから、走りつづけたのです。
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