対立

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なんだか……。 仕事中だということを 考慮しても 妙によそよそしい 親子のように感じた。 父と息子とは こういうものなのだろうか。 男兄弟のいない私には 少々理解できない。 ふと、社長が こちらを見たので どきりとしながら 姿勢を正した。 やはり社長。 視線一つに 息苦しくなるような重さがある。
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