対立

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「小泉です。 どうぞよろしく お願いいたします」 社長に見られているだけで 辺りの空気が 薄くなったように感じる。 これが大企業の トップの貫録。 肌で感じるほどの その迫力に 背中に汗が流れた。 「若いな」 「あげませんよ」 「秘書は足りている。 それより、どうだ。 今夜一緒に食事でも」
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