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助けを求めるが助けきれない、ここでやるベストな選択は生存者を集めそのまま後方へ退避することだ、前線の砲兵には遠回りして撤退してもらう。砲を捨てて。
何が起きたのだろうか、つい数か月前まで38度線の向こう側は北朝鮮だった。だが北朝鮮が消えたのだ、空中で静止していたトンボが急に消えたようにパッと消えたのだ。
北朝鮮だけではない中国も含めて一緒に消えた。衛星写真からも確認できた。一瞬で消えそして変わりの土地が出現した。そしてその大陸は運悪く韓国とロシアに一部つながっていた。
ロシア軍もこの化け物の集団に対して抵抗している、だが寒い土地であるが故かあまり化け物は来ていない。
「何が起きている・・・何が。」
自衛隊の救援はない日本からは間接的な援助だけ、米軍しか頼れる味方はいない。
「北朝鮮・・・中国は一体どこへ・・・」
銃声と悲鳴が聞こえる中、金はそうつぶやいた。
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