1 見知らぬ部屋

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真斗は、カコデイのことを忘れて、 ブーツのことを承に聞く。 「承…はどこでこのブーツを?」 承は真斗に問いに答える。 「これは、SXK(セカスク)社の開発した物 なんだけど…その…… 死んでる人が履いてたのを奪ったの…」 「セカスク…社?……」 聞き覚えのある言葉を聞いて、 真斗は頭に痛みを感じる。 目を瞑ると 高校の昼休みの教室が浮かび、 同級生の和田の声が聞こえてきた。
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