序章

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夜の繁華街。 煌めく夜空を邪魔して、輝くストリート。 私はその光も射さない暗い一角にいる。 いつもいつもね、私の瞳には艶やかで、怪しい雰囲気を醸し出している男を目に映しながら。 私はここにいる。 そうそれが、太陽を嫌って、月を求めていたあの頃の私。
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