Shot【4】

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「小西、あいつとはどんな関係なんだ?今朝、お前を尋ねてきた野郎だ。」 …やっと、本題か。 「花田君の事かい?彼とは友達だよ。」 「なぜお前にあんな友達がいる?長年一緒にいるが、初めて見たぞ。」 「田中…。」 僕はわざとらしくため息をついた。 「分かるだろ?彼、特殊だからさ…紹介出来なかったというかさ。…まあ僕とは趣味は合うんだけど。大抵は彼を見ると、みんな引いちゃうんだよ。」 「そりゃあ。…そうかもな。しかし、趣味ってお前が?」 僕は事前に用意していたアイドルの写真をテーブルの上にばらまいた。 「うっ…嘘だろ!?お前、アイドルにはまったく興味ないって…!昨日も俺に赤目衣里沙の生写真くれたよな!?」 「田中、僕は赤目に興味がないと言っただけで、ひいきの子は別にいるんだよ。」 田中の開いた口が塞がらない。
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