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職員室へ向かう途中辛かった。
ヒソヒソと先生達の話し声が耳に入ってきたから。
「こんな生徒を担任した安西先生も気の毒ですね。」
「こういう子が殺人とかするのかね。」
「どうにか転校させることとかできなんでしょうかね?」
職員室に入って奥の部屋に入れられた。
3年生の先生達に囲まれ、安西に謝ってくれないかと何度も言われた。
こんな奴らと話してる時間がムダだと思い、私は口を開かなかった。
ガラガラー
突然、職員室のドアが開いた。
「遅れてすみません。俺も参加させてもらってよろしいでしょうか?」
ハァハァと息を切らしながらそう言ったのは理科の安藤先生だった。
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