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ガラガラッッ!!!
勢い良く開けられたドアに驚きを隠せないその子は突然のことにぽかんとしていた。
「ねぇ、その机どしたの」
ぶっきらぼうにそう聞いた私にその子は小さな声で答えた。
「いつの間にかターゲットになってたみたい。早くこの性格直して、仲間にしてもらわないとね」
へへへ、とひきつった笑顔で笑うその子に戸惑った。
「気色悪い。なんであんたが反省してんの」
私の悪い癖で思ったことをすぐに言ってしまった。
でも、その子は私のその言葉を聞いて、大きな声で泣き始めた。
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