第4章

2/33
141人が本棚に入れています
本棚に追加
/269ページ
きっと、あの日から 僕たちは少しずつ変わっていった。 やっぱり、理想は理想でしかなくて、 自分の思い通りになればいいなんて、 僕の勝手な自己満足だったんだ。 あの雨の日、僕は僕の気持ちを どうしようもなく否定したくなった。 同性しか愛せない僕は、 一体どうやってこの波の中に 溶け込んでいけばいいのだろう。
/269ページ

最初のコメントを投稿しよう!