第59話 悪夢のような予知夢

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でも怖い。また視そうで…… 不安が一瞬過るが、アッシュは笑顔になり、いつも通りの口調で言う アッシュ「大丈夫だって。あ、昨日の熊はまだいるかな?森のお友達♪」 エド「そのまま喰われてしまえ(怒)」 アッシュ「ひどww そんな酷いこと言われたら僕泣いちゃうぞ~ww」 エド「泣く以前に笑ってるだろ(怒)」 アッシュ「えへっ もうさすがっしょ♪」 エド「誰も誉めてねぇよ(怒) もういい!! 寝る!!」 呆れたのかそっぽを向いてしまった。 困った様に笑いながらアッシュはぼそりと呟く アッシュ「…………おやすみ、エド」 エド「……ちゃんと寝ろよ」 アッシュ「……………」 僕は頷きもせずにテントから出ていった。 静けさの中、月光のみが辺りを照らしていた。その月を見上げる 僕が視た未来 それは避けられないのか あの場所で何があったか僕にはよくわからなかった でも…… アッシュ「あの夢は……もう視たくないなぁ……」 恐ろしく寂しく、怖くて…… 君があんなことするなんて僕には思えない そうなるまでに君に一体何があったの? この先に、君の身に何が起きたのか 何で、あんなに泣いていたのか 狂ったように笑っていたのか 必死に考えたんだけど……その日の夜は答えは見つけられなかった
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