第60話 知人

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いつもならアッシュが″なんか変わった人だね~ww″と言うのに何も言わずに数歩下がる アッシュ「ぼ、僕、先に依頼屋に行ってるよ……(苦笑)」 逃げるように去ろうとするが、リオンが″あ、待ってよ、アッシュ!″と大きな声で言いながら追い掛けると、オカマがアッシュ達の方を向いた ?「あら? もしかしてアッシュちゃん?」 名前を呼ばれてビクッとしながら少し振り返ると、オカマが嬉しそうに揉めていた大男を腹でぶっ飛ばして走ってきた ?「いやあ~ん♪アッシュちゃんじゃないのよぅん♪」 アッシュ「ひ、人違いです!!」 ギョッとしながらアッシュは猛スピードで走って逃げた。それを残念そうにオカマは追いかけるのをやめて″あらあらぁ~……″とため息をつく あんな全力で逃げたアッシュを初めて見たエド達はビックリ。 エド「………すごい速さで逃げたな……」 アリス「てか、アッシュの知り合いなんだ……」 ノア「師匠顔が広い♪」 ユキ「いや、違うでしょ(苦笑)」 ?「あら?アッシュちゃんのお知り合い?」 オカマはニコニコーッと笑顔でアリスに尋ねる。それにアリスは頷く アリス「えぇ もしかしてアッシュの知り合い?」 ?「まぁね でも、いつもすごい速さで逃げちゃうのよねぇ~。なんでかしら?」 そりゃあ急になんか(いろんな意味で)怖い人が名前を呼びながら走って此方に来たら逃げるわ。 なんてことは本人の前では言わない。言いたいけど アリス「じゃあ今から宿に来る? アッシュもどうせ依頼終わればそこで集合だし」 エド「また逃げるぞ……(苦笑)」 ?「あら、お願いしましょうかしら♪ にしても隣の子、可愛い子ねぇ~、女の子?触っていいかしら♪」 エド「触ったら斬り刻むぞ(怒)」 ″あと、女じゃない!″と少しキレながら怒鳴る。アリス達は依頼屋には行かずに宿屋で待っていた アッシュが寝る部屋で
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