1人が本棚に入れています
本棚に追加
逃げ延びたユキはマカオを見捨てて逃げた罪悪感に心を痛めながら走っていた
ﾕｷ「うぅ……
マカオさんを見捨ててしまった……(泣)
っ！」
気配を感じて急に止まるとリリィが槍を持って立っていた
ﾘﾘｨ「見ィつけた……」
ﾕｷ「何処から来たんですか!?Σ
ﾘﾘｨ「魔法で移動した
あんたの背中に術式取り付けてたから」
ﾕｷ「えっ!?Σ」
そう言われて背中を見たがない。動揺している間にリリィはユキの両肩を掴み捕まえた
ﾘﾘｨ「嘘」
ﾕｷ「悪魔だあああ!!(泣)」
思わずそう叫んでしまう。
その後ろからアリスが来て肩をポンッと叩く
ｱﾘｽ「あんたも一応悪魔でしょ(苦笑)
さ、飲みなさい♪」
ﾕｷ「うぅ……(泣)」
ｱﾘｽ「一気にね♪」
ﾕｷ「…………っ」
覚悟を決めて一気に飲み干す。
飲んだ後何も起こらないと首を傾げたが急に胸元に違和感を感じる
ﾕｷ「うっ……
何か……胸焼けが……(泣)」
ｱﾘｽ「やっぱり人によって効力が違うわね
さて、次は誰を狙おうかしら♪」
楽しそうに次のターゲットへ
第二被害者 ユキ 捕獲。
* * *
一方のノアはアッシュを追いかけていたが途中で追い付かなくなり気付けば見失っていた
ﾉｱ「師匠～、何処っスか～？(泣)
っ!?Σ」
後ろから何か気配がすると思い振り返るがアリス達の姿はない。安心して胸を撫で下ろす
ﾉｱ「こ、怖ぇ、超怖ぇ……(泣)
し、師匠ぉ～マジで何処に居るっスかっ!?」
ﾘｵﾝ「いってぇ!?」
ノアとリオンが人混みに紛れてぶつかる
互いに相手を確かめ、驚く
ﾘｵﾝ「の、ノア!?Σ」
ﾉｱ「リオン!?お前師匠といただろ!?」
ﾘｵﾝ「トイレに行ったらはぐれて迷子った」
ﾉｱ「だっせっ(笑)」
ﾘｵﾝ「るっせい!!(怒)」
からかうようにリオンを突っついていたら……
「見ィ～つけ～た～～～～～っ♪」
ﾉｱ・ﾘｵﾝ「う……」
ドスの効いた声に二人はゆっくり振り向く。
最初のコメントを投稿しよう！