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桜田と古田の激しくも熱いぶつかり合いで、あっという間に時間は過ぎて、お昼になった
「古田課長補佐の熱い意見は、是非参考にさせて頂きます。
それでは、お昼になりましたので、三十分の休憩の後、また続きをしましょう」
桜田はそう言って、会議室を出て行った。
桜田が出て行くと、その後、古田と京田も会議室を出て行った。
アキとゆいは、お弁当と飲み物をテーブルに並べながら話をしていた。
「古田さん、あれは完璧に嫉妬だね。
子供みたいに、ムキになってたもんね」
聞きたくない言葉を、ズバッとゆいが言ってしまった。
『嫉妬って何に?古田さんは真面目に考えてただけじゃない。
でも、なかなか激しかったよね』
アキは知らないふりで話していた。
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