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「何かまととぶってんの、アキ。
アキだって分かってたんじゃないの。
古田さんが私情を挟んで話してたこと。
そうじゃなかったら、古田さんがあんなにムキになったりしないよ」
ゆいがそう言うと、会議室に古田と京田が入って来た。
『ゆい、私、一服してくるから、先に食べてて』
アキはそう言って、会議室を出て行った。
アキが会議室を出て行くと、古田がこんなことを言い出した。
「星川、やっぱりやりにくいよな…。
このプロジェクトに星川が必要なのは分かるけど、外してやった方が星川のためかも知れないな」
「そうかも知れないな…」
と京田も古田の意見に同意した。
が、ゆいは違う気がした。
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