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確かにアキはやりにくいだろう。
でも、目の前に好きな人が居たら、やっぱり嬉しいはず。
どんなに辛くても、苦しくても、好きな人の顔を見れるのは、嬉しくないはずがない。
何を言われても、仕事だと言うきちんとした口実がある。
アキは言葉に出して言わない分、そうゆう思いは強いはずなのだ。
ゆいはそんな風に思っていた。
アキはと言うと、タバコを吸いながら思っていた。
”課長、元気そうで良かった。
久しぶりに顔見たら、涙出そうだったよ…”
ゆいの言う通り、桜田の顔が見れた事は、アキにとって嬉しいことだ。
例え、話が出来なくても、顔を見れるだけで、安心出来るのだ。
これが乙女心と言うものだろう。
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