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深呼吸をして、小さな声で”よしっ”と自分に声を掛け、会議室のドアをノックした。
ドアを開けると、中には企画部のメンバーがすでに席に着いていた。
『商品開発管理部の星川です』
アキが挨拶をすると、笑顔で桜田がこう言った。
「星川さん、お久しぶりです。
また、一緒に仕事が出来て嬉しいです。
頼りにしてますので、宜しくお願いします」
アキは思わず噴出しそうになった。
自分が想像していた通りの言葉が返って来たからだ。
想像と違っていたのは、桜田が笑顔だったと言うこと。
アキは、ゆい、古田、京田に宜しくと声を掛けて席に着いた。
席について、参加メンバーを見ると、知らない顔がいた。
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