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「大崎、お前のためにRequestしたんじゃあない。Listenerが聞きたいからRequestしたんだ」
「ウェヒヒ、冗談言ってしまいました」
ラジオの曲がデートのためにRequestしてくれたという冗談はさておき、9時20分ごろにはドイツの村のようなテーマパーク、赤城クローネンブルクに到着した
「着きました」
「車から降りよう」
クローネンブルクに到着した2人は車から降りる。
「さぁ、中に入るぞ」
車から降りた後はクローネンブルク内に入った。
グローネンブルクに中に入るとゴーカート場へ行く。
「グローネンブルクに行った目的はゴーカートだ。ゴーカートしよう」
ゴーカート場へ行くとカートがある。大崎は赤いカートに乗り、智は黄色いカート乗った。
「智姉さん、行きますよッ!」
先に赤いカートに乗る大崎が出発した。場内のCourseを走り出す。
「私も行こうか」
大崎が出発した後、黄色いカート智も出発する。
大崎のカートも、智のカートも、同じ性能だが、智の走りは伝説と言われるほどうまいためCornerでは大崎との距離をギリギリ追い詰める。
「速いですよ、智姉さんッ! 同じクルマ(カート)なのにッ! 着いてきますッ!」
智の速さに大崎は驚くッ!
2台はCourseを走っていく。
「速く走っても智姉さんを離せないよ……」
智は大崎の後ろを煽ってきながらカートを走らせてきた。
Courseはどんどん消化していき、ついに2台は最初の地点に戻ってくる。
2台がStart地点に戻ると2人は車(カート)から降りた。
「智姉さん……本気で走っておれを煽らないで下さいよ……」
「ウェヒ、全力の5%しか走っていないのだが……」
「あなたが上手かったからですよ」
「そうだな……私は現役時代、10代にして伝説の走り屋と言われたからな」
大崎を煽るように走った智だが、ほんの2パーセントぐらいしか出していないらしい。
「さぁ、駐車場にあるクルマへ帰りましょう」
そう言ったあと、2人は駐車場に戻って、車に乗り、グローネンブルクを去って行った。
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