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下着を付けたら、お前が夏でも履くほど好きなタイツを履け」 「はーい、服を着ます」 サクラとの勝負から翌日、3月29日の月曜日の朝。  昨日サクラに勝利を勝ち取ったためご褒美としてデートする権利を大崎は得たのだ  現在準備をしている。  5分後、2人は服を着る。大崎は赤い疾風Tシャツに白のホットパンツ、黒いタイツを履く。智のほうは黒いセーターに茶色いミニスカート、大崎と同じ黒いタイツを履いた。  今日はデート日和だが、どちらもいつもの服装だ。  8時にはリビングで朝ごはんを食べて、20分後に完食した。  8時45分になると2人は家の外へ出る。 「今日のデートはワンエイティで行こうか。私のR35は今日お留守番だな」  デートのクルマで乗るクルマはすぐ決まった。昨日のBattleで熱いFightを繰り広げたクルマこと大崎のワンエイティで行くつもりらしい。  智のR35は今日お留守番だ。 「Driverは、お前のクルマだからお前がやれ」 「分かりました。ワンエイティ、智姉さんとおれをデートに連れて行ってね?」  Driverは大崎がやるようだ。 「じゃあ出発しようか」  智の一言で2人は車に乗り込む。智が助手席で、大崎が運転席に座る。 「出発だよ、ワンエイティ」  Engineを掛けて、ワンエイティを眠りから起こす。  Battle気分でないのでBonnetにあるRB26の音はやや穏やかだ。  2人の自宅でも和食さいとうをあとにして出発する。
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