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「…ろ…きろ…起きろ!!」
ベシッ
「いったぁ!!?」
何か頭がいたいし…。もしかして僕叩かれた?
「おー。やーっと起きたか」
目を開けるとそこには、金髪碧眼さらさらふわふわショートヘアの美少女がいました。
「誰が美少女だ。俺は男だっての。もう一回殴られたいのか?」
「心読まれた…。って男!?」
「驚くところそこなのかよ…」
だって、目の前にいた美少女が男だったらだれでも驚くと思う。
そういえば、この男の娘は心を読んでいたけど、神様(?)なのだろうか。
それに、僕は何でこんな所にいるのか。
ちなみに、僕がいる空間は、どこまでも真っ白で物がなく、唯一あるのは神様(?)が座っているベージュ色のソファだけだ。
「とりあえず一つずつ説明していくぞ。
まず、俺はお前が思っている通り、神だ
それから、ここは俺が作った仮想空間」
「え、マジで神なの?」
「マジだ」
えー…。こんな男の娘が神様とか…ないわー。
ブチッ
神様は、それはそれは麗しい笑みを浮かべておりました。
ただし、これは確実にキレているとわかるような、真っ黒な笑みを。
「絞首、斬首、銃殺、釜茹で、溺死、電気、火炙り、生き埋め、薬殺、石打ち、鋸、はりつけ、さて、どれがいい?」
あー…まぁ、とりあえず
「すみませんでしたぁぁ!!」
とても綺麗な土下座をしましたよ、えぇ。
プライド?何それ美味しいの?
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