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今日はギルドの依頼で森に来たまでは良かった…
普段いるはずのない魔物…私の目の前には大きなドラゴン。
ランクSのレッドドラゴンに不運にも遭遇してしまったのだ。
これも最近の魔物の異常発生の原因でしょうか?
きっと私はここで死ぬ運命なんだわ。
ドラゴンの口元に集まる魔力に当てられた私は恐怖に支配され、その場にへたり込んでしまった。
御父様…御母様…ごめんなさい。
両親の顔を思い浮かべ謝罪の言葉を吐き出す。
今にもブレスを吐きそうなドラゴンに私は生きる事を諦めそっと目を閉じた。
しかし、いつまでたっても攻撃が来ない。
私は不思議に思いそっと目を開くとそこには信じられない光景が目に飛び込んだ。
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