10人が本棚に入れています
本棚に追加
折角異世界に来たんだしここはやっぱり派手な魔法を使ってみたいよなー。
でも厄介なのがあの鱗。
並の魔法なら全く通用しないだろうな。
俺「さてどうしたものか…でもとりあえず試しに【アースニードル】!」
俺は地面に手を着き魔法名を唱えるとそれに呼応してボコボコと岩の棘が出現、ドラゴンに襲いかかる。
「グギャッ!?」
俺「あ…え?」
放たれた魔法はいとも容易く鱗を突き破りドラゴンは短い叫び声を上げ絶命してしまった。
(スペック高すぎだろ…あれどう考えてもこの世界では初級魔法なのに…チート過ぎるだろ。)
ドラゴンを倒した俺は力の強さに頭を抱える。
?「あ、あの!!」
先程まで空気となっていた少女の声に我に返って振り返る。
金髪の髪をセミロングに伸ばした可愛らしい女の子。瞳も綺麗な金色だ。そして胸…ひんぬーひ…ゲフンゲフン。
?「ニコッ。」
俺「ん?って…うお!?」
少女はいきなりナイフを懐から取り出しそれを”笑顔で”突き付ける。
最初のコメントを投稿しよう!