転落2

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やっぱり そう、頭の中にはずっと浮かんでた顔が、美紗緒の口から出てきた人物名とリンクする それは、――驚くほど自然に馴染んだ 途端に、目の前にうつる姿に、――言い表せない嫌悪感 「最低だな、お前」 憎悪が膨れ上がってきて、今にも当たり散らしそうになる身体を自制する
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