転落2

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いや、そのくらいでいてくれねぇと マジでもう、二度と人なんて信じられなさそうでさ その場の時間が止まったように、成田は動こうとしない 俺が、成田をじっと威圧していたからか、しばらくしてやっと成田はしゃがみ込むと、足元の散らばった食材に手を伸ばした 一分、一秒でももう ここから出ていって欲しかった
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