2583人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
私の大好きな
綺麗で温かい手が
そっと重ねられる。
「もちろん。
君が俺と
一生添い遂げてくれると誓うなら」
あなたの後ろに
青空が広がっている。
光の祝福が
降ってくるような
そんな美しい空だった。
「誓います」
微笑みと唇が重なる。
どこかで鐘の音が
響いたような気がした。
それは多分、
祝福の音………。
【END】
最初のコメントを投稿しよう!