福音

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寿々花の部屋に ひとまとめに置かれた 祝いの品の数々。 2人がどれだけ周りに 祝福されているのか。 こういう風に形として 目に映ると さすが姉だと思うと同時に 自分の存在の小ささを 改めて感じてしまい 少しだけ気分が沈む。 自分から 過去をすべて捨てたくせに 身勝手な話だ。 いまさら羨むなんて 虫が良すぎる。
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