第3章

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一体自分はなにをやっているんだろう。 「いえ、残念ながらまだ」 適当に言葉をにごす。 鈴木はレザーシートの上で体をよじり、栞の方に向いた。 ふっと香る、白い花の匂い。 「おとなしい方ですね。ぼくになにか聞きたいことはありませんか?」
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