第3章

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遠くから見ているだけなんて、なんて子供っぽい行為。 改めてそう思い、栞は顔が熱くなるのを感じた。 「少し不審に感じました」 「不審?」 その言葉を聞いて、とたんに栞から熱が引いた。 「ええと、不躾な態度で申し訳ありません。不快な思いをされたなら謝ります」 的外れでも、とりあえず謝っておく。
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