第3章

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 しばらくすると、 風がその残骸をピューイと吹き飛ばしてしまった。  女の笑い声が「ハハハハハ」と大きくうるさくなってきた。  その映像が大きくなった。  彼女だ・・・・テレビでよく見る女だ。  その顔は、 突如、 悪魔のように変わった。  口は引き裂けみるみる大きくなり、 髪は逆立ち蛇のようにうごめき始めた。  こいつは悪魔に違いがない。  そこで、 私は目が覚めた。  私は、 だまされていたのだ。 この悪魔に・・・  悪魔は、 この沖縄に来ている。 しかも従者を従え。  だから、 神は、 この予知夢を私に与えたのだ。 」 読めば読むほど、 奇妙なSFに思える。
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