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ソファに座りなおした俺に、
伝説の女王は、
自ら紅茶を入れてくれた。
「ありがとうございます」
「私アールグレイがすきなの・・・これ高いのよ」
俺は、
一口飲んでから、
おもむろに切り出した
「モモヨさん・・・週刊誌は読まれましたか?」
「何の事かしら・・・」
とぼけているんだろうか・・・・
俺はバッグから、
雑誌を取り出し、
彼女に渡した。
「先日ドラックで捕まった田村信一郎の父親の話です」
彼女は、
さもくだらないという感じで、
雑誌をサラっと一読した。
動揺など微塵も見せない。
「そうなのね・・・ちょっと驚いたわ」
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