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考えても見てほしい。
あの沖縄の話は、
とうに判決が出ている。
それに不倫も不肖の息子も、
彼女にとってはふりかかった不幸。
探れば、
探るほど、
悲劇のヒロインとされるはずだ。
沈黙を続けてもよかったのかもしれない。
だが、
彼女は、
身をさらすことを選んだ。
自分が一線から消えたことは、
時間を少し求めていなかった。
むしろ彼女の利権に人はたかり、
彼女の血縁は怨恨を生み
時間は流れていたことを知ったはずだ。
だからこそ、
表に出て、
歌い続けて、
息子をはじめ
かかわった多くの人に思いをのせる。
そういう事なのだ。
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