本編

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だけど、彼女がキツイ口調になるのは、僕の『聞き方』に問題がある訳では ない。 彼女は仮にも『生徒を持つ学校の先生』なのだから。 「い!いえ!違いますって!!そう言うんじゃなくて…すいません。あの、この受取人の男の子の事を知りたい…と言いますか」 僕は慌てて、先ほど彼女に渡したばかりの小包の、受取人の名前が書かれている所を指差した。
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