第1章

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「それで、依頼内容は?」 「迷子さん探しです ある村で今、人が次々と消えてる事件があります。簡単に村の人達は神隠しじゃないかって思い始める人までて来て、それで姉さんに依頼した様なのですが」 肝心の本人が好んでいないから弟の千棘くんにって所か。 「姉さんは酷いですよねー。中学生の僕に何をさせようってか、まぁ。お小遣い稼ぎにはなるけど」 でもこの姉弟は警察が一目おいてるからなぁ。 特に朱威さんだけど。 でも神隠しとか不思議なこともあるもんだ。 「その神隠しは誰も発見されていないのですか?」 「いや、その事なんだか…1人少年が発見されている。」 「話すのはあれだし、現場行きましょう」 「あれ?朱威さんは今回は本当にパスですか?」 「いや、千棘だけで良いだろうよ」 何やら初めてではないか? 超期待最年少探偵の助手するとか。 * 【鬼蝶村】(きちょうむら) 昔、ある土地には女鬼が住んでいた。 それも蝶のように綺麗な女鬼が住んでいた。 その鬼は1人、1人と自分の住む土地に村人を迷わせ食っていた。 ある日、1人若者の男性がその女鬼に恋をしそして彼女も彼に恋をし、もう人を食べることを彼に辞めると誓い二人はその二人は結ばれその村の名前も鬼蝶と名付けられ依頼、村の巫女は鬼の生まれ変わりがあると信じられている。 「って調べありますね」 「美女とはあってみたいですよね、男として」 「千棘くん、時々オヤジ臭いよ?」 「これは随分、お若い探偵さまが来てくださいましたね」 「はい。姉の朱威千里の代わりに弟の朱威千棘です」
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