一目惚れ

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「ねぇ、莉夏ちゃん彼氏いるの?」 えっ?! やだぁルイ君まさかっ私のこと?! え?両想いー!!! 「今まで居たこともない。だからデートとか憧れるんです!」 少し上目遣いで答えてみた(笑) 「そーなんだぁ。 可愛いのに、つきあったことないの?! もったいないね。 明日、ひま?」 おっとー デートのお誘いですかっ! 「はい!ひまです! まだ学校も始まらないし!」 私ったら喰い気味で答えちゃったよ。 焦るな私。 「決まりねっじゃあ明日夜ご飯食べ行こうっ! それと、俺たち同い年だから敬語じゃなくていいよ。」 「あっ、でもアルバイトの先輩にタメ口っていうのは、、、出来ません。」 「じゃあアルバイト以外は、店出たら、敬語禁止ね。 じゃないと家まで送らないよ。 一人で帰れる?」 「帰れません、、、 一人じゃ都会の夜道怖くて帰れません。。」 「じゃあ敬語禁止決まりだからね。 守れなかったら、、、ただじゃおかないよ」 「分かりました泣」 「はい敬語。 分かったって言い直してみ。 そして、俺の事ルイ君じゃなくて ルイって呼んで。 君つけられると、気持ち悪いから。 むずがゆいんだ」 「わかったっ ル、、、イ、、、」 「よしっ!いい子だ! 莉夏ちゃんじゃなくて、俺も莉夏って呼ぶね! フレンドリーなかんじで! じゃあまた明日なっ! バイトのあと、ご飯いこうなっ。 お疲れっ」 「お疲れ様。 送ってくれてありがとう。」 やばいやばいやばい。 ルイとか呼べないよー。 どんなテンションで呼べばいいの?! ルイっ! ルイルイ! るるるい! 声裏返るよ。 とりあえず 私のこの興奮状態の理由を優希にとめどなく話す私。 はいはい、と聞いてくれる可愛い弟。 明日ご飯かぁー 何着ていこうかなぁ。 鳥取から持ってきた服。 東京にあってるかなぁ。 東京でてきて洋服買いに行ってないなぁー。 翌日 今日もアルバイト大変だけど色々勉強させてもらいながら楽しく終われた。 いよいよ、、、 ルイ君とのご飯! いやっ、デート? デートだよね、これ! こんな早くこんな展開になるだなんて誰が思ってみた?! 誰も思ってないよね。 予想外!
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