第3章2人の未来

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「お父さん達がどうして…」 「あぁ、昨夜、ご連絡いただいて、留音が退院するから迎えに来てくださると、先代さんがね」 「…そう」 留音は戸惑っているみたいだな。 『あなた、よく、思いついたわね』 『あぁ、わしではなく、瑞穂がな…』 横では先代夫婦の会話が聞こえる。
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