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すたっと歩いてったんだ
アメもムシも御馳走様なのさ
ふらっと追ってみたんだ
ネコもクルマも罪は無いのさ
歩道橋だったり
屋上だったりする
とにかく高いところへ 飛んで行きたいのだ
ほら自由落下
O2よりかN2の抵抗 受けて
六畳間だって支配できない
泣きながら地面が縋りつく ので
僕はどこか浮いたままさ
走ってここまで来たんだ
ユメもニジも非現実的でさ
叫んでしまえなかった
ホシもボクも息をしないから
影法師だったり
陽炎などのような
そんなモノはいつだって不安定な 僕だ
そら自由落下
喧嘩よりか笑顔の呵責 受けて
地獄の釜の蓋 踏み外した
やれやれ宙(ソラ)は遠すぎるようだ から
クモも掴めず墜ちていく
さあ自由落下
気ままに流されるまま 生きてんだ
時に浮上 にわかに墜落
ほんとはもう 死んでるかもしれない けど
知らぬまま浮遊している
クラゲのような感覚で
今日もこの部屋に居るのだ
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