彼女へ普段言えない『ありがとう』の伝え方

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リビングでマイコの帰りを待つ太輔。 マイコ)「ただいま~。」 太輔)「おっ、おかえり。」 リビングのドアを開けてお出迎え。 太輔)「おかえり。」 マイコ)「ごめんね。遅くなって。」 バックとコートを然り気無く持ちながら、ソファーへ移動。 太輔)「うんん。遅かったね。」 マイコ)「何か作る?」 太輔)「うんん。大丈夫、大丈夫。今日オレ早く終わったから、オレ…料理作ってみた。」 マイコ)「えっ?本当に?」 太輔)「料理した時に、スゴい思ったんだけど…。」 マイコ)「うん。」 太輔)「いつもマイコ作ってくれるじゃん。やっぱね大変だなって思って。改めて。」 マイコ)「えへへ (笑)」 太輔)「自分の分だけじゃなくて、相手の分も作るっていうのもそうだし~。」 マイコ)「うん。うん。」 太輔)「あと、すごいマイコの料理はスゴい美味しいから好きなの。」 マイコ)「うん…。」 太輔)「それも改めて気付いたし、一緒に住むようになってさ、家事の事も全部マイコがやってくれて、スゴいマイコはね、気遣いが出来る。本当にマイコは魅力的な女性だなぁって思って。何かどんどん本当に好きになっていくな~って。一人でいるときに改めてそう感じたの。」 マイコ)「うん。」嬉しそう。 太輔)「誕生日とか記念日とかじゃないけど、こういう何気ない日もすごく大事だなと思って。そういうの思った日に、ちゃんと伝えようと思って。改めて、出会ってくれてありがとう。これからも、ずっと一緒に居たいです。」 二人立ち上がり、キッチンの方へ移動。
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